営業戦略

グリーフケアの知識がある社員が在籍する葬儀社

グリーフケアを学ぶ効用　５ポイント

① 　他葬儀社との差別化を図ることができる
地域に根差す葬儀会社にとって、地域住民やご遺族とのコミュニケーションは仕事のリピートにも大きな影響を及ぼします。地域の方々と継続的にコミュニケーションをとり続けるメリットの一つの手法として、「グリーフケア」は有効です。
また、地域社会貢献型葬儀社として地域の高齢者サポートをすることは、葬儀社の役割を拡大することになり、同業との差別化を図ることができます。

② 　付加価値ある商品提案・新しいサービスの開発
現在の葬儀は消費者の葬儀自体に対する価値観の低迷から低価格化へと変化しています。しかし、今こそ葬儀の本質を軸としたご遺族の思いを形にした、葬儀の提案が必要になります。その為にはグリーフケアを学び、ディレクター力を向上させ遺族目線の付加価値提案力を身に付けることが必要です。今までの葬儀ディレクターも気付かないような新商品開発が可能となるのではないでしょうか。

③ 　ご遺族の思いを理解する葬儀社
独学で知っていたつもりのご遺族の気持ち。果たしてどこまで知っているのでしょうか。

医療・心理学観点でのグリーフケアとご遺族が語る本音を学ぶことで新たな気づきが必ずあります。渉外職、アテンダント業務の中で何気なく繰り返されていた勘違いの言動を一つ一つ正すことで、グリーフケア知識を有した従業員が育成され、追従を許さない強い葬儀社が誕生します。

④ 　優良人材採用
葬儀業界は他業界と比べ採用は容易ではありません。その理由は一般の方々が持っている業界イメージが大きく影響しています。一方、それを打開し、優良人材を採用するための努力を企業側があまりしていないことも否めません。多くの企業は他社と違う特色を企業努力で創りだして採用活動を行いますが、葬儀会社の多くはその部分に対して貪欲でないとも言えるのではないでしょうか。そのような中、グリーフケアスキルの修得は同業者との差別化を図る一つの要素になります。例えばグリーフケアスキルを従業員が持つことで地域の高齢者との接点強化ができ今後高齢化が進む日本に置いて社会との解離を防ぐ一役を担うことが可能です。また、医療との連携を強化することで孤独死や治療遅れを防いだりすることも可能となります。
これら一連の活動を継続することで、地域にお住まいの方々への顧客サービスや顧客満足に繋げ、葬儀社の経営安定にも貢献することができます。

これらの地域社会への取り組みは葬儀オペレーション以外の業務であり、新たな企業価値となります。そして新大卒者に強いインパクトを与え、中途採用に於いても同様のことが言えます。

SP 　社内グリーフケアリーダーの育成
葬儀会社は葬儀や通夜だけが仕事であるように消費者やマスコミで思われ表現されていますが、実は葬儀前後でお会いするご遺族に対して様々なグリーフケアの観点を持ちながら御話をしたりお聞きすることを行っています。ご遺族とのそれらの接点が葬儀社としての評判を決めることも多く、『価格に勝る評判を形成する』要素にもなっています。

しかしながら、葬儀に従事する方々のグリーフケア知識は経験から学んだものが多く、グリーフケアを深く学んだことはあまり有りません。先ずは、グリーフケアを現場に浸透させるためのリーダーを育成し、グリーフケアを学ぶ姿勢づくりを社内につくり上げていくことが大切です。COREはそれら教育の設計や現場での浸透を支援します。

COREは採用を積極的にされる企業に対してグリーフケアはもとより、
様々な企業価値を創りだし採用活動に導くことが可能です。