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営業戦略

グリーフケアの重要性

日本の高齢化社会を葬儀業界マーケットで評価すると拡大するマーケットとして捉えられます。 そして、他業界から葬儀業界に新規参入された企業も出てきました。 今まで見えなかった葬儀業界が様々なメディアで紹介され研究されたことで、 異業界からの参入ハードルが下ったことが1つの原因と言えます。 また葬儀企業の何社かは自らFC化を促進し異業界の参入を歓迎しました。 葬儀施行オペレーションなどもマニュアル化され、教育ツールも充実してきました。

日本の葬儀は、日本の文化でもあり伝統である要素が強く、価格だけではない 「人の最後のセレモニー」として命の尊厳をもってとり行わるものであると考え、 その意味を真摯に理解した葬儀社、葬儀従事者のみが施工するものでなければならないとCOREは考えています。 そして、それは葬儀の大小、高い安いを問わず継続される精神でなければならないと考えています。
では、これからの葬儀社はどのようなところで差別化を図らなければならないのでしょうか。 益々進行する無縁社会のなかで、最愛の人との死別による悲嘆(グリーフ)を抱える方々は、 相談する相手さえいなくなり、苦悩することになります。特に高齢化がより加速する地方では、悲嘆されたご遺族数が増加します。 ただ、悲嘆は病気ではなく、適切なサポートが得られれば早い回復が期待できます。 その意味で葬儀従事者が死に直面したご遺族にグリーフケアの知識を有して接することができれは、 悲嘆からの早い回復を促進できるかもしれません。 また、単身高齢者を社会と結び付ける役割を担うこともでき、 地域住民やご遺族にやさしい葬儀社として評判を創りあげることもできるのです。

葬儀従事者のグリーフケア知識は葬儀実務の中で日常に習得されているように思われていますが、 実はそれらの知識が合っているのか、間違っているのかという検証は殆どされていません。 よかれと思ってしていたことが間違った言動で、ご遺族に深い悲しみを与えてしまっていることも多いかもしれません。

医師・看護師・葬儀従事者は、ひとの死前後にご遺族に直面する代表的な職業です。 それらの職業者が真摯にグリーフケアを学ぶことは大切なことで必須でなければなりません。

葬儀実務に於いてのグリーフケア知識の有効性は勿論、 地域や地域高齢者に対して社会貢献をしていきたいという企業理念をお持ちの経営者には更に有意義と言えます。

グリーフケアの知識修得を従業員に促進させることで企業理念の浸透を加速させるとともに、 地域社会との繋がりを従業員に体感させることが可能になるのです。

COREは「グリーフケア」をどう経営に落とし込むのかの支援と、 グリーフケア研修の設計までを支援します。